3年生 授業研究(道徳科)
2025年1月24日 17時50分3年生の道徳の授業研究を行いました。「許し合うために大切なことは何か。」3年生にとっては、難しいテーマかもしれないと思ったのですが、子供たちの数々の言葉を聞いて驚きました。
担任の先生が、ペープサートを使って教材文を読んだ後、二人の登場人物の気持ちを考えます。
次々に発表する友達の意見を、うなずきながら聞いています。
大事な場面では、登場人物になって会話してみます。
「どうしてかさをさしてくれたの。」
「図鑑がぬれたら、見れなくなるから。」
「大事にしてくれてありがとう。」
「走っていくのが、トリケラトプスみたいでかっこよかったよ。」
「そうかなあ。(照れるしぐさ)」
「こんなに大事にしてくれたのに、あんなに怒ってごめんね。」
最後の二人の気持ちを考えます。
ここで先生から質問です。「ごめんねと言っていないのに、許し合えたのはどうしてでしょう。」一人一人が自分の考えを書きます。
そして、「みどりトーク」。
友達と意見を出し合います。友達の意見を聞いて、共感したり新たな気付きがあったりした子もいました。
最後にはまた学級のみんなで意見を出し合います。
「自分がずぶぬれになっても、図鑑にかさをさしたから。」「友達のことを思って行動したから。」「自分の言いたいことをちゃんと伝え合ったから。」「行動で示して、仲良くしたい気持ちが伝わったから。」と、次々に発表して時間が足りないくらいでした。
3年生には難しいテーマだと思っていたのですが、大人の私の方が、子供たちの意見にはっとさせられたり、納得したりして、子供たちの心の成長に感動した授業でした。